インコ 吐き戻し 発情期

インコ

*お食事中の閲覧はお控え下さい。
 
 気分の悪くなるような表現が含まれている可能性がございます。

この記事は、うちで飼育している

セキセイインコ2羽の困った行動について書いています。

今回は「吐き戻し」についてです。

うちで一緒に暮らしているセキセイインコは

2羽ともオスなのですが、

1年半くらい経った頃から発情期に入り、

良いのか悪いのか

飼い主の手で「コスコス」を覚えてしまいました。

(マスターベーションの事をこう呼びます)

最初は吐き戻しも、

一粒、二粒ポロポロっと出して

また食べるという感じだったのですが、

3年くらい経つと、

吐き戻しの量もかなり多くなり、

ポロポロだったのが

ボロボロバラバラ出てくるようになりました。

下の4歳になるセキセイインコは

おもちゃや止まり木に吐いたりせず、

ひたすら飼い主の親指などに戻してきます。

上の6歳のセキセイインコは、

めっちゃ消化したネバネバのヤツを戻してきます。

若いうちは吐き戻した餌も

飲んですぐくらいのものなので、まだ許せたのですが

年を重ねて年季が入ってくると、

内容も濃く、そして臭いがヤバいくらいに酸っぱい(笑)

そんなヤバい吐き戻しについて

観察して調べてみました。

観察はあくまでも、うちのセキセイインコ2羽だけなので

あまり参考にならないかもしれませんがご了承ください。

吐き戻しはみんなするのか

セキセイインコやインコ類は、

生後6か月くらいから繁殖が可能になります。

早い個体は4カ月くらいから始まるコもいます。

アルビノやルチノーなど

単色の個体はもっと早いコもいるようです。

繁殖期は春と秋と言われていますが、

温かい季節が続くと繁殖も続いてしまいます。

飼育下のインコは、

冬はヒーターで温まっているので

1年中繁殖してしまう場合もあります。

吐き戻しは主に

オスがメスに求愛行動としてやることが多いのですが

メスでも吐き戻しをする個体もいるようです。

色々調べてみましたが、

だいたいオスのほうが吐き戻しが多いようです。

ペアで飼育していると、

オスから発情が始まるようですが、

いくらオスが吐き戻しをしてメスにアピールしても

見向きもしないメスもいるようです。

オスもケージの中に鏡を入れたりすると、

自分に発情してしまったり

おもちゃに吐き戻しを始めたりときっかけは様々です。

ちなみにうちのセキセイインコは2羽ともオスです。

上にも書いた通りポロポロから

ネバネバの吐き戻しまでバラエティに富んでおります。

上のコは最初は

先住の小桜インコのメスを追いかけていましたが

「しつこい」と何度も追い払われているうちに諦めたのでしょうか

おもちゃに慰めを求めたのでしょうか

おもちゃに吐き戻しを始めたので、

今でもモノに吐き戻しをするクセは直りません。

下のコは人間の指に発情をしますが

モノには一切吐き戻しはしません。

人間の手の親指や足の親指がターゲットのようです。

メスの吐き戻しは

ポロポロと何粒かこぼれるくらいだったので

しつこく吐いているということはなかったです。

なかなか色々パターンがありすぎて

どれが正解というのはなさそうですね。

吐き戻しをする時のテンション

楽しくおしゃべりをしていたと思ったら、

急にエグエグ吐き始めて

インコ飼い初心者さんは

「病気じゃないかしら?」と心配されたことがある方は多いと思います。

私もなんとなく

「そういうことがある」と本で読んだりしていましたが

目の当たりにするとちょっとビックリですよね・・・

ただ最初から

ネバネバドロドロの吐き戻しではなく

一応段階があるので

最終的な臭いのに到達する頃には

心構えは出来ているかと思います。

ただ一回ネバドロの吐き戻しを始めると

最初のころのパラパラには金輪際戻らないので

毎日、酸っぱい臭いとの戦いになること間違いなしです(泣)

吐き戻しのきっかけは、

おもちゃや止まり木相手に話しかけて

盛り上がってきたところで、

エグエグ・・・ケロケロ・・・

吐いてすぐに食べてしまうコもいますが、

てんこ盛りにして楽しむコもいます。

うちは両方います(笑)

1羽は吐いてすぐに食べたりボロボロ落としたり、

もう1羽は山のように積んでから、

もう一度頂く・・・(オエーですね(-_-;))

一日中吐き戻しているわけではなく、

遊んでいるうちにテンションMax!→盛り上がり最高潮→ゲロゲロ・・・・

こんな感じでしょうか。

止めろと言っても聞きません。

なんならわざわざ餌を食べてから

改めて吐き戻したりしていますからね・・・

吐き戻しは止めさせられるのか

これは結構難しそうですよね。

おもちゃを全部外しても、

止まり木に吐き始めたら・・・

止まり木は外せませんからね。

発情を抑えるというのも、

自然現象を無理やり止めるようなものなので

他に支障を来しそうで怖い気がします。

オスの場合ですが、

ケージの中の止まり木などに吐き戻しやおしりを擦っている時は

定期的に止まり木を替えたり

場所を付け替えたりします。

対象になるようなおもちゃは一切外します。

多羽飼育で他のインコなどに発情する場合は、

一緒に放鳥しない、

部屋を別にするなどの方法をとります。

人間相手の場合も難しいですね。

遊びたいけど相手をすると、

手などにお尻を擦ってくる。

はらってもしつこく飛んでくる・・・の繰り返し。

無視を決め込んでもしつこいので

なんとか手に辿りつきたい!

まとわりついて大変!!

という時は速やかにケージに戻しましょう。

メスの発情を抑えるということならば

早めに寝かせる

夜更かしをさせない・寝ている時間を長くする)

ケージの中に暗くて狭い場所を作らない。

温めすぎない

(適正温度ギリギリまで低くする)

餌の見直し

(カロリーや量の調整)

退屈させない

(適度にストレスを与える)

オスもそうですが、

ひとりで遊ぶ時間=お留守番だと思うので

人がいる時はできるだけ

遊び相手をしてあげることが大事ですね。

メスは発情期になると

ケージから出てこなくなってしまったりしますので

できるだけケージから誘い出して

盛り上がらない程度に遊ぶという感じです。

(難しいですが)(-_-;)

吐き戻しの種類(ただの吐き戻し・病気が原因の吐き戻し)

インコを飼い始めて間もない飼い主さんは

発情による吐き戻しなのか

病気の吐き戻しなのか

判別がつかないという方もいるかもしれません。

・ただの吐き戻しの場合

1か所に吐いた餌が山になっているor餌の跡がある

止まり木のある個所がガリガリになっている

おもちゃがネバついているorカピカピになっている

クチバシに乾いた餌が固まって付いている

普通に飛んだり餌を食べたりしている

・病気の吐き戻しの場合

ケージ全体が吐瀉物で臭う

ケージの柵に餌が飛び散っている

インコちゃんの頭や体が吐瀉物で汚れている

インコちゃんが下痢をしている

インコちゃんが止まり木から降りて下でうずくまっている

体調が悪い時は大体、便に異常がでます。

お尻回りをなかなか見せてくれないコもいますが

ケージの下でうずくまって寝ていたりしたら、

そっとお尻をみてあげると

ビシャビシャに濡れているかもしれません。

原因は色々なので調べる前に温めて

すぐに病院やクリニックへ行きましょう。

いかがだったでしょうか?

吐き戻しは健康な個体であれば、みんなします。

ただ吐き戻しもきちんと観察をしないと

「発情による吐き戻し」なのか

「病気の吐き戻し」なのかわからず

発情だと思っていたら体調を壊していた。など

酷い時には手遅れになる場合もあります。

月齢が浅いのに吐き戻しが始まって止まらないなどは雛の時期のさし餌に問題があったり

吐き戻しの量が多いなどは、与えている餌の量や内容に問題があるかもしれません。

色々やっても問題が解決しない場合は病院やクリニックに相談しましょう。

投薬で抑える方法や注射などもあるそうです。

あとは身近にインコを飼育している人などに聞いてみるのもいいですね。

TwitterやInstagramなどSNSを使うと色々情報がありますね。

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