セキセイインコの温度管理 秋・冬編

インコ

今回は秋・冬の温度管理について書いています。

ついこの前までは30度以上の気温だったのに

急に季節が変わり一気に寒くなりましたね。

鳥ちゃんたちだけでなく

私たちも体調管理しっかりしていきたいですね。

オショーの温度管理

オショーのケージの中の温度は

1年中30度前後です。湿度は40から70の間です。

若い頃は25度前後でしたが、6歳を迎える前あたりから

・あまり運動しなくなったり、
・じっとしていることが多くなったり
・寝ている時間が長くなったり

省エネモードに入ってることが多くなりました。

羽繕いはマメにしているのでアイドリング状態ではあるのですが

そのまま寝てしまうことも多いですね。

運動しないとやはり体温が下がりますから、ケージ内の温度も高めでないと

すぐに便が緩くなったり食欲が落ちたりします。

体重を計るようになってからケージ内の温度はかなり重要だとわかりました。

良く動いて、良く食べて、便の変化もないと麻痺してきます。

今まで大丈夫だったからと気が緩んできて

「まだ6歳だし」「この前までは遊んでいたし」

その思い込みが思わぬ落とし穴になってしまいます。

オショーの変化

オショーも去年まで(2019年)とても元気だった記憶があります。

畳の上をティシュの塊を追いかけて遊んだり、

止まり木を鉄棒代わりにクルクル回って見せたり

オカメちゃんの呼び鳴きを真似したり、

お迎えした頃はなかなかケージに戻らなくて大変だったこともあるのです。

変化があったのは2019年11月、

先代のオカメインコのピャちゃんが宇宙に還ってしまい、

大好きだった小桜インコのモンチャンがピャちゃんの後を追うように宇宙に還ってしまった。

この出来事の後にオショーの老いぼれ度が増していったんですよね。

急に寝てることが多くなってケージの扉を開けてもなかなか出て来なくなったり、

出てもすぐに帰ってしまったり・・・

お迎えした時から目がちっちゃくて顔は変わりませんが

いつもセツナイ感じのフェイスなのでより一層淋しげに見えてしまいます(笑)

目が見えにくくなったり脚が弱くなったりしたのは

オショーとモンチャンが関係しているのではないだろうか?

もしかしたら、ピャちゃんとモンチャンと

オショーのトライアングルが崩壊してしまったことが

オショーに何か関係があるのではないだろうか・・・

・・・・なんてね( ´∀` )

その頃から元気がなくなっていったので関係なくはないのでしょうが

急に衰えてしまったので毎日心配でなりません。

オショーまで2羽を追いかけて行ってしまうのではないだろうか・・・

どうしても考えてしまうのです。

季節の飼育管理(秋・冬編)

2020年9月23日現在、

東京練馬区は雨が降っていてとても寒いです。

昼間でも22度。じっとしていると冷えます。

もっと残暑が続くと思いましたが結構早く秋が来てしまいましたね。

梅雨が長かった分、ギラギラした夏が短かったという印象です。

最近の4月から9月の気温、気候は異常ですよね。

4月から30度を超えたりする日もあったりしました。

8月は38度とか酷いもんでしたね・・・

人間でも体調管理が大変でしたから

小さなインコたちはもっとダイレクトにダメージを受けると思います。

ここ最近の気温の急激な変化を見ると

これから突然寒くなったりということも予想されます。

朝・夕の気温がぐっと下がるので

ヒーターの準備は早めにしたほうが良さそうです。

急激な気温の変化は体調を壊すきっかけになります。

夏が暑すぎたので気温差は相当です。

寒くなってから準備して

「電球が切れていた」なんでことがないようにメンテナンスもしておきましょう。

ひよこ電球を使っている場合は

替えの電球を常に準備しておいたほうが良いですね。

ペットショップスタッフ(でした)

春先から夏にかけて鳥ちゃんをお迎えされた飼い主さんもいることと思います。

親切なショップスタッフは1年を通しての飼育の説明をしてくれると思います。

温度管理は重要なので夏と冬の温度についても説明していることでしょう。

夏の暑い日にヒーターをお勧めしてくるスタッフもいます(私)

「なぜ?今・・・」と思う方もいるかもしれません。

「寒くなってからで良くね?」と断る方もいると思います。

私は親切な(笑)ペットショップのスタッフだったので

いつどんな季節に鳥ちゃんをお迎えしようが関係なく保温器をお勧めしています。

なかには「高いもの売りつけやがって!」と

オコになってしまうお客様もいました。

オコになってしまうお客様にはしつこくお勧めすることはありませんが

なぜ必要ない時期にと疑問に思われるお客様もいらっしゃるのできちんと説明はします。

・鳥の体温は40度前後
・(雛の場合)羽が生え揃っていない
・環境の変化(お迎えしてから)で体調を崩す
・餌を食べなくなる
・便が緩くなりおしりが汚れる

ペットショップから巣立っていく鳥たちが心配だから

健康に長生きしてもらいたいから力が入ります。

ただのペットとして「買っていく」お客様はヒーターは買いません。

鳥ちゃんを「家族としてお迎えする」お客様はヒーターを必ず購入されます。

意識の違いなのでしょうが・・・

以前ヒーターを買わずにセキセイインコをお迎えしたお客様が

1週間後くらいにヒーターを買いに来ました。

聞いてみると・・・

「羽を膨らませて餌を全然食べない。調べたら保温しろと書いてあったから」

とのこと

「だから買えと言ったのに」とは言いませんでしたが(笑)

ヒーターを一緒に購入しておけば

体調を壊してから慌てて買いに来ることもなかったろうに。

何日かして、そのお客様が併設の動物病院にインコを連れて来院していました。

検査の結果「メガバクテリア症」

ヒーターがあってもなくても感染していたかもしれませんが

症状が出て結構経ってからの来院だったようで

投薬が長引きインコちゃんの身体に負担がかかる結果になってしまいます。

ペットショップのスタッフは鳥ちゃんたちの「雛の時期」を見ています。

仕入れた時から販売するまでに色んな出来事があります。

時には失敗することもあります。悲しい経験もあります。

色んな経験をしたから「あれも、これも」とお勧めをする時もあります。

ヒーターを夏でもお勧めしたいのは

こんな理由からなのです。

秋冬の温度管理はぶっちゃけ夏より簡単です。

「温めておけば良い」のですから。

温度は

セキセイインコや小型のインコは26度前後

オカメインコはちょっとデリケートなので28度前後

小桜インコは低くても良いと聞きますが(メスの発情の関係)

フィンチ系も低くて良いと聞きますね。

それでも20度以上はあったほうが良いと思います。

ただ、外気(お部屋の温度)にもよりますので

真冬の温度設定は温度計を設置してこまめにチェックが必要です。

このブログでは一緒に暮らすインコたちの飼育風景を切り取って紹介しています。

今、鳥ちゃんと一緒に暮らしている。

これからお迎えを考えている。

前は飼っていたけど・・・

などインコちゃんや鳥ちゃんが好きな方々と

繋がりたいなと思って書いています。

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最後まで読んで頂きありがとうございました!

それではまた!(@^^)/~~~

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