アマオは2019年クリスマス生まれのオカメインコです。
シマシマの羽も抜けて尾っぽの裏側がグレーになってきたので
たぶんオスだと思います。
元気いっぱいのアマオですが
お迎えして間もなく、鼻がグズグズし始めました。
インコの鼻炎（のような症状）
オカメインコは自分で爪を鼻の穴に突っ込んで
カキカキと掻きくしゃみをして鼻の中のゴミを取ります。
くしゃみも結構頻繁にするので
アマオも最初はただのくしゃみだろうなと思っていました。
おかしいなと思ったのは
くしゃみをしていない時
「ズルっ」という音が鼻からしたのです。
良く人間が鼻水を垂らしてすすった時のような
ちょっと汚い音です・・・
たまに聞こえるくらいだったので、気づかなかったのですが
夢中で遊んでいる時や、ご飯を食べている時も聞こえるようになりました。
頻繁に聞こえるようになってから
アマオの鼻を見るとキラリと光るものが見えます・・・
「鼻水」だ。
こりゃヤバイ！ということでクリニックへ行きました。
人間とは違い、なかなか小鳥の診察・診断は難しいようで
多分バイ菌が入ってしまい
「鼻炎」の症状が出ているとのことでした。
鼻に入った菌を放っておくと蓄膿症のような症状になったり
清潔にしていないことでカビが生えたり
そのカビが肺にまで達してしまうと肺炎になってしまったり
完治できなくなるそうなのです。
アマオはまだ軽いうちに治療を始めたので肺にまで達することもなく
カビやオウム病でもなかったので安心しました。
完治するまで
私がお世話になっている鳥専門のクリニックでは
「点眼」「点鼻」をしないんです。
理由を聞いたところ
「粘膜に薬を着けるとか可哀想だから」
もうちょっと違う言い方だったと思いますが
人間も鼻の粘膜に薬を塗ったりすると痛くて辛いですよね？
それと同じでやっぱり滲みて痛い場合があるし
インコを保定しなければいけないので飼い主にも負担がかかる。
インコちゃんも捕まえられるのに慣れていなければストレスになってしまい、
投薬が困難になってくるからだと思います。
中には大人しく抱っこされるインコもいると思いますが
投薬＝嫌な事と認識してしまえば
その後の爪切りなども困難になってしまう可能性があります。
前置きが長くなりましたが
点眼・点鼻をしないので
投薬は水に溶かして飲む薬のみになります。
薬の中には匂いがあったり、色があったり
警戒心が強いインコちゃんなどは
当たり前に飲んでいた水も飲まなくなってしまうこともありますよね・・・
アマオはその点、特に問題なく素直にお水も飲んでくれていたので
飲み始めて1週間くらいで症状が軽くなりました。
ただ、その後の1週間でまた鼻がグズグズするようになり
また薬をもらいに行く
1週間くらいで良くなってきたな・・・と思うと薬がなくなり
ちょっと様子を見ているうちにまたグズグズし始める・・・
の繰り返しでした。
結局完治するのに3ヶ月くらいかかった気がします。
ただ、先生によると
気づいたのが早かったのと投薬をすぐにしたことにより
長引いたけど症状が鼻で留まり肺に達することがなかったので
酷くならずに済んだとのことでした。
肺などに達してしまうと肺炎になったり、肺で菌が繁殖してしまい
違う症状が出てしまう可能性もあるとのことでした。
治った今でも朝だけグズっとしていることもあり
ちょっとクセになってしまったところもありますが
それ以外は元気すぎて大変なくらいです（笑）
小鳥の健康診断
私は今までペットショップに勤めていたので
動物病院も隣にあったりして
何かあればすぐに診てもらうことができたのですが
ペットショップを辞めてしまったので
病院は自力で判断して行かなければなりません。
（大体の人がそうしているのですが・・・）
アマオはお迎えした時、元気すぎるくらい元気だったので
鼻水も「気のせい」と何回か見逃してしまいました。
鼻水でクリニックに行くまで
お迎えしてから一回も健康診断に行っていませんでした。
「もっと早く診てもらえば良かった」
こういうのって後から思ったりしますよね？
なんでもそうですけど
「あの時もっと・・・」
もしかしたらアマオも手遅れになって後遺症が出てしまったり
万が一命を落とすことになったら
きっと「あの時もっと早く・・・」と後悔していたと思います。
ペットショップにいた頃はお客様には
「健康診断は行ったほうがいいですよ」
と言っていましたね・・・
自分が一番できていなかったことにただただ呆れるばかりです。
今は、あとで後悔しないように
不調を見つけたらすぐにクリニックへ行くようにしています。
アマオだけでなくうちのコみんなです。
今、小鳥ちゃんと一緒に暮らしている方で
まだ健康診断に行ったことがないという方もいるかもしれません。
絶対に行ったほうが良いですよ！
かかりつけの病院やクリニックを探しておくと
なにかあったら色々相談もできます。
これから小鳥ちゃんをお迎えする方も
お迎えして1週間くらいしたら
何もなくても一度診てもらうと良いでしょう。
「健康診断」というと大がかりな感じがしますが
「このコは健康ですか？」
「便は正常ですか？」
これくらいのことでも大丈夫です。
今は小鳥を診てくれる病院やクリニックも増えました。
診察料も高い、安い様々ですが
何か所か病院やクリニックは探しておいたほうが良いですね。
すぐに診てもらいたいのに休診日だったとか
土日祝日は込んでいて長く待つとか。
あとは飼い主さんと先生との相性もあります。
最初に診てもらった所で本当に良いのかどうか
違うクリニックに変えてみようか・・・など
ずっとお世話になるかもしれないお医者さんですから
小鳥ちゃんと飼い主さんが一番合う
病院やクリニックが見つかることを願っています。
このブログでは一緒に暮らすインコたちの飼育風景を切り取って紹介しています。
今、鳥ちゃんと一緒に暮らしている。
これからお迎えを考えている。
前は飼っていたけど・・・
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