オカメインコとの出会いと別れについて

インコ

今回の記事は私が一番最初にお迎えした

オカメインコとの出会いと別れについて書いています。

私は今、オカメインコ1羽、セキセイインコ2羽、

マメルリハ1羽と一緒に暮らしています。

インコをお迎えするようになったのは

私がペットショップに勤めることになってからです。

それまでは鳥よりも猫派で

いつかネコちゃん飼いたいなぁ( ´∀` )とか呑気に考えていました。

ペットショップでは小動物を取り扱っていましたが

その時の苦い経験(笑)などを織り交ぜながら

先代オカメインコとの出会いとお別れ、

ペットロスについて書いてみたいと思います。

先代のオカメインコとの出会い

先代オカメちゃん

先代のオカメちゃんは勤めていたペットショップで出会いました。

私が働き始める1カ月前くらいに生まれて、私より先に入店していました(笑)

先代オカメちゃんは私の職場の先輩なのです。

私がそろそろ勤務に慣れてきた頃、

小動物コーナーのハムスターやウサギなどを見てまわっていました。

小鳥のコーナーは賑やかで小鳥の色も様々ですよね。

セキセイインコの雛たちはアクリルケースの端っこで10羽くらいで固まって眠っています。

小桜インコの雛はボタンインコの雛と一緒にいました。

1羽だけ独りぼっちのちょっと大きいインコを見つけました。

先代のオカメインコです。

そのインコは私を見てビックリしているのか

身体を膨らませてユラユラと揺れています。

口を開けて「ハッハッ」と威嚇していました。

「ビックリさせてごめんね」

声をかけていると

まだしゃべったことがないスタッフが声をかけてきました。

「〇〇さん、そのコ連れて帰ってよ。

もう馴れないから」

ちょっと意味がわかりませんでした。

(へぇ・・・そうなんだ・・・)

くらいにしか思わず、その日はそこを去りました。

「馴れないから」という言葉が気になって

次の日からそのオカメインコの所に毎日通うようになりました。

ケースの前に行く度に、そのコは威嚇してきます。

「どうして馴れないの?」

「馴らすのが面倒だから」

何回か行った時、聞いて愕然としました。

「いつもは雛のうちに売れるから馴らさなくてもいいけど

少し大きくなると怖がって咬んでくるから」

という理由で馴らさないのだとか

それから

「鳥、嫌いだし」

そのスタッフは女性で、アルバイトでしたが

勤務年数が長いという理由で小動物のリーダーだったのです。

私は生体が本社かどこかから、一定の数が送られてきて

それをノルマとして販売しているのかと思っていたのですが

実際は、自分たちで仕入れは決めているそうで

鳥が嫌いで馴らせられないのに仕入れて販売していると知った時は

本当にビックリしました。

これは今だから思うことですが、当時は

嫌いな種類も仕入れなければいけないのかよ・・・

と思うだけでした。

そんな話を聞いた後にあのオカメインコを見た時

(こんな所から連れ出してあげなければ)

と思ったのです。

それまで私は鳥が苦手でした。

電線に鳩が留まっていて、下を通ればフンを落とされる。

ゴミ置き場を漁っているカラスに威嚇される。

どちらかといえば嫌いでした。

でも、毎日通うごとにオカメインコは私の顔を覚えたのか

威嚇しなくなったのです。

膨らんでユラユラ揺れることもなくなりました。

1週間、毎日通って明日は休みになる前の日に

オカメインコとふれあいました。

「馴れてないから手になんか乗らないよ」

リーダーに言われましたが、

どんな結果になろうとも

このオカメインコを迎え入れる心の準備はできていました。

ゆっくり、そっとケースの中に手を入れると

オカメインコは私の指に留まりました。

その日、オカメインコをお迎えしました。

ペットロス

超ビビリだった

ペットと一緒に暮らしている方は皆が経験して乗り越えていくことだと思いますが

「ペットロス」と言っても人それぞれ重みや思い入れも違います。

なのでここで「どう乗り越えたか」というのは書きません。

書いても意味ないですよね・・・

ペットがいなくなってしまった事を毎日悲しんでも彼らは帰ってこないし

非情にも時間は過ぎていく。

前向きにならなきゃと思っても、ふとした瞬間に思い出してしまう。

いつになったら癒されるのか、誰かに慰めて欲しいのか、そっとしておいて欲しいのか。

自分でもわからずに毎日泣いていました。

私と先代のオカメちゃんのお別れは突然でした。

いつものように


夜、寝る前にケージ越しにちょっと遊んで


「おやすみ」と言ってカバーをかけました。

暗くなったケージの中でいつもはしばらく遊ぶのに、


その日は音もせず

いつもなら寝るために止まり木に移動する音が聞こえるのが、

その日に限って聞こえなかった。

気のせいかな?と思ったくらいでした。

次の日の朝、おはようと声をかけカバーを外して中を見たら

昨日、おやすみを言ったあとのまま眠るように亡くなっていました。

苦しんだ様子はなく、本当に昨日遊んだ時のまま横たわっていました。

あまりにも突然すぎて意味がわからなかったし、

理解するまでに時間がかかったのを覚えています。

その日は仕事中もずっと涙が止まらず、これからこのコがいなくなってしまい

どうしたらよいかわからなくなっていました。

いっぱい泣いたし悲しかったけど、楽しいことしか思い出せなくて

それでまた泣いて・・・

唯一、良かったなと思ったのは

最後に遊んで楽しいまま逝ってくれたことです。

残された方は「なんだよ」と後で笑い話にできるほど

楽しそうだったことが心の救いとなっています。

2代目のオカメインコをお迎えするにあたって

同じ種類のインコをお迎えして良いものかと考えました。

「このコがいなくなったらオカメはもうお迎えしない」と考えていましたから

お迎えするにしても違う種類でも良いではないかとか

別にインコじゃなくても良いんじゃないかとか考えました。

ですが、家族の勧めもあって


同じ色のオカメインコをお迎えすることに決めました。

オカメインコのいた生活

*皮膚炎の写真が出てきます。

キモいです。

注意してください。

甘ったれでした

私は初めてインコをお迎えしたのが「オカメインコ」でした。

先代のオカメちゃんと一緒に暮らしていた時から

「このコがいなくなったらオカメはもうお迎えしない」と決めていました。

1羽1代で完結。

何代も続けて同じ種類をお迎えするのはどうなのかと。

そんな風に考えていたのです。

「残されたインコたちを全力で可愛がる」

当たり前ですがそれで済むと思っていました。

でもオカメインコがいない生活はなんとも味気ないものでした。

そして私は謎の「皮膚炎」になったのです。

*皮膚炎の写真が出てきます

       

       

       

       

       

顔と体のいたるところに蕁麻疹ができてしばらく治らず痒くて辛かったです。

後から考えたら「ペットロスによるストレス」なんだなと気づきました。

クリニックでそう診断されたわけではないですがそんな気がします。

「私は、たぶんペットロスにはならないだろうな」と思っていました。

なぜかというと以前、ペットショップに長年勤めており、

生体の「死」というものが普通の人よりも身近だったからです。

ショップにいた頃から

「うちのコが亡くなったらどんな気持ちになるんだろう」

と考えていました。

そして覚悟もしていたつもりでした。

実際に経験してみると、気持ちは

「なんとか越えられたかな」思いますが、

こうやって記事にしている時も

思い出して涙が出てしまうのは

まだ越えられていないということなのでしょうか?

もう「いない」ことには慣れてきてしまいましたが、

毎日「想う」ことは忘れません。

一番の年長だったのに、

一番幼くて「永遠の2歳児」と呼んでいたくらい

「やかましく」て「陽気」で「甘ったれ」で

「ビビリ」で「大好き」な

オカメインコちゃんでした。

2代目ノーマルオカメですが近場で探すのは苦労しました。

近所のショップは雛がいないし、

オカメがいても、もの凄い高い値段でクリッピングしてあったり。

冬だったので生まれたてはしばらく育てていないので不安もあって

月齢1カ月でさし餌が残ってるくらいが良かったのですが

季節やタイミングが合わずなかなか巡り合えませんでした。

アマオを見つけたのはそれから1カ月くらい経ってからでした。

このブログでは一緒に暮らすインコたちの飼育風景を切り取って紹介しています。

今、鳥ちゃんと一緒に暮らしている。

これからお迎えを考えている。

前は飼っていたけど・・・

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