インコ 毛引き症 個性 

インコ

ここではインコの毛引き症と個性について書いています。

私の一緒に暮らしているインコはマメルリハなのですが、

生まれて半年を過ぎた頃から、

自身で羽を抜き始めてしまい3年以上となります。

毛引きを始めた頃に一度クリニックに相談して

皮膚の検査、羽の毛根の検査などをして

特に異常なしと診断されてから

毛引きでクリニックに行ったことはありません。

それは、羽を抜くだけで

「自傷行為」がなかったのと

毛引きが治る「薬」がないからです。

もし、羽を抜くだけではなく

自傷行為に発展してしまったら、

皮膚が炎症を起こしたり

感染症を引き起こしてしまったりと

大変なことになったと思います。

「1カ月薬を飲み続けたら毛引きが治る」

という薬があったら、

高いお金を払って

試していたかもしれません。

毛引きをしてしまい、

色んな可能性を試している飼い主さんは

たくさんいるかもしれません。

インコちゃんの毛引きを

自分のせいだと思い詰めている飼い主さんもいるかもしれません。

私も色々試そうと思いました。

だって羽が全部生えた所を見てみたいですからね。

でもやめました。

何をしても羽を抜いてしまうからです。

なぜ毛引きをするのか

環境の変化、ストレス・・・

色々理由として挙げられると思いますが

実際のところ、

本当の理由など突きとめることができるのでしょうか?

私も初めのうちは本当に悩んで

環境を変えてみたり、

ケージを替えたり、

おもちゃを入れて

逆にストレスを与えてみたり、

色々やってみました。

周りの人からは

「環境が変われば徐々に生えてくるって」

と言われましたが何一つ変わっていません。

ラブバード

(小桜インコやボタンインコ)のメスなどにも

毛引き症は多くみられます。

ラブバードの場合は

首回りのホルモンの分泌の影響とも聞いたことがあります。

小桜インコなどは毛引きが酷くて

首の周りが流血することもあり、

カラーを着けているコも見かけますね。

着けている間は邪魔ですが、

慣れてしまえば首にクチバシが届きませんから

毛引きは一旦静まります。

ですが、治ったなと外してしばらく経つと

またぶり返したりするパターンが多いようです。

これはメスの発情期にも関わってくるので

周期的にこの現象は訪れるということになり

結局は毛引きは繰り返すということになってしまいます。

カラーをおとなしく付けてくれるコは良いですが、

カラーを付けることによって、

さらにストレスが増してしまうコもいると思います。

なぜ毛引きをするのか、

原因はひとつではないし

解明することは難しいと私は思います。

毛引きは「個性」と思う

もともとマメルリハはクチバシが強いコが多いのです。

中には全然咬まないコもいますが、

うちのマメルリハはルチノーで

気が強く、咬むとすごく痛いのですが、

最初は羽繕いする時に

「クチバシが強いので引っ張る力が強く、抜いてしまうのだな。」

毛引きに悩んだ挙句、

そんな風に解釈しようとしました。

でも違いました。

ちょっとだけ生えてきた筆毛を

チミチミ抜いているのです。

次はこんな風に考えました。

「筆毛がチクチクして痒いんだな」

たまに生えてきてもすぐに抜かずにいる時もありました。

でも気づいたら抜いていました。

たまには伸びたところを一気に抜きたかったんだな」

この頃からあまり気にしなくなりました。

逆に感心するようになりました。

ちょっと生え揃ってくるとすぐに抜くからです。

「今日もたくさん抜いたね!」

「キレイになったね!」

全部抜かずにキレイに生やしている所と

ツルツルの所があります。

もう、これはお洒落でやっているとしか思えなくなっていました。

うちのコは背中、お腹、お尻から脚にかけて羽を抜きます。

飛ぶ為の風切り羽と頭の羽は抜かないで

絶妙なバランスで残しているのです。

きちんと考えて考え抜かれて毛引きしている。

もうこれはセルフ散髪。

適当にブチブチ抜きまくったわけでもなく

整えられてすらいるのです。

これを「個性」と言わずなんと言いましょうか。

最後に

インコちゃんが病気で薬の副作用などで

羽が抜けてしまっているという飼い主さんもいると思います。

羽の病気は投薬を続けないといけないし、

免疫力も低下しますから

健康なインコを飼育している以上に

管理に気をつかうことでしょう。

その苦労はしたものしかわからないことですし、

未経験の私には到底到達できない思考なのです。

今回の記事は毛引きを「個性」と書きました。

軽く聞こえてしまいがちですが、

この考えに至るまでにかなり悩んでいた時期もあったのです。

基本は楽観的な性格ですが

自分の事以外はあまり楽観視できないところでもあります。

3年一緒に暮らしていても

心のどこかで「なんでだろ?」と考える時もあります。

ただ、こうやって記事にしたのは

同じように悩んだ人、悩んでいる人、

思いつめてるひと、眠れない人のために

少しでも気分を軽くしてもらうために書きました。

病気とは違うけど、

悩みは結構深かったりします。

もし、今インコちゃんの毛引きに悩んでいて

色々試しているけど効果がない、

変わらない、酷くなっている

心配で心配でどうしようもなくっている方は

一旦、毛引きの事を考えるのを

お休みしてみてはどうでしょうか?

「どうしてだろう?」と考える前に

インコちゃんの今の姿を観察してみて下さい。

うちのマメルリハのように

「こだわり」がどこかにあるかもしれません(笑)

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●毛引きに対して使用時の推奨利用期間換羽のサイクルを考慮し、約1年前後の継続利用を推奨します。(毛引きが止まり、且つ、毛引きをした羽が抜け落ちて、新しい羽が生えてくるのを待つ必要がある為)毛引き・免疫向上・ストレス・軟便

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